レントゲン
- 院長
- Jan 14, 2024
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Updated: Feb 4, 2024
レントゲンは1895年にドイツの物理学者ヴェルヘルム・レントゲン博士によって発見され、『X線』の由来は「目に見えない光、不思議な光」から名付けられたそうです
で、現在のレントゲン装置は概ね、
①X線を出す装置(照射機)
②体を通り抜けてきたX線を受け取るセンサー(フィルムに相当)
③センサーから情報を抜く機械
④③で抜いた情報をPC画面で見る仕組み
から成っているそうです。
今まで病院では何気なく検査をぽちぽちオーダーして、結果をPC画面で見ていただけで、今まで20年以上医者をやってきましたが、この辺りはなんにも知りませんでした。
私が医者になって一年目くらいまでは、まだレントゲン写真そのものがありました。CTも何十枚もの写真を実際に手にして見ていました。シャーカッセンという背面が白く光る壁に写真を張り付けて見ている所、ドラマとかで見たことありませんか?

フィルムカメラからデジカメに変わってきたのと同様、今はもう現像することはほぼありません(まだ現像しているクリニックもあるかもしれませんが)。
ということは、30代医師はシャーカッセンを見たことはないですね、おそらく。
20年以上、シャーカッセンとずっと言ってましたが、正しくはシャウカステンのようです。調べたところ、ドイツ語の動詞 schauen(見る)と名詞 kasten(箱)の合成名詞で、医療用のX線画像フィルムを見るための、内部に照明を有する箱型装置、だそうです
余談ついでですが、PCで『しゃーかっせん』と入力すると『シャー合戦』と変換されました。これもまた30代医師にはわからないガンダム用語みたいな感じですね。
レントゲンの仕組みも新しい技術によって省力化・迅速化出来るようになってきています。
当院でもこのような仕組みを取り入れて、スムーズに検査・診察を受けているただけるよう、レントゲン機器を検討しています
レントゲン博士と
chat GPT-4の考える『シャー合戦』
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